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紅茶専門店レピシエのもう1つのブランドに、緑茶・中国茶を扱った緑碧茶園があります。
2005年1月29、30日の2日間、試飲会イベント『台湾冬茶&焙煎特集』が行われました。
私は初日の29日に青山本店に行って来ました。
今回はお茶サイト仲間のkaoruさんと現地集合でご一緒しました。
青山一丁目駅で降り、少し歩くとビジネス街を1本入ったところに緑碧茶園がありました。
ガラス張りの店内は綺麗で明るい雰囲気。
都会の喧騒を忘れる静かな所でした。
まず中に入ってすぐの所で受付を済ませます。
レピシエだよりが送られている方は名前と電話番号のみの簡単なものでOK。
書き終わると、『台湾冬茶特集』のテイスティング用紙と、緑碧通信の1月号と2月号、レピシエだよりの2月号が渡されました。
ボードとボールペンもセットだったので、すぐにお茶の感想を書き込む事が出来ます。
テイスティング用紙には、『台湾のお茶について』の説明と産地の地図、各お茶の紹介が載っていました。
『評価・感想』を星5つで書けるようになっていて、好きなように感想を書き込めるスペースもありました。
荷物も預かってくれたので、邪魔なコートやバッグも気になりません。
行った時間は開店してしばらく経った午前中だったのですが、お客さんはちょうどいいくらい。
テイスティングの際は店員さんにお願いして淹れてもらえるのですが、あまり混んでいない為待ち時間も少なく頼みやすかったです。
店内で試飲出来たお茶は以下の通り。
TW178 梨山烏龍冬茶 極品
花のような甘い香り。でも味は甘さ控えめでした。いろいろ混ざった複雑な深い味。
TW179 阿里山金萱冬茶 極品
香ばしく豆のような香りがします。味も烏龍茶っぽくなくほうじ茶のよう。飲みやすい味。
TW180 凍頂烏龍冬茶 特級
豆っぽい香り。そして甘みも感じます。どこかひなあられに似ているように感じました。
『TW179 阿里山金萱冬茶 極品』よりあっさりとした味。
TW181 名間四季春冬茶
台湾茶らしい香り。でも味はあっさりとして普通の緑茶のよう。飲みやすいです。
TW182 名間金萱冬茶
『TW181 名間四季春冬茶』と似ているけれど香りの香ばしさが強め。
LB004 緑碧鉄観音 焙煎前
LB004 緑碧鉄観音 焙煎後
焙煎前と後では水色の違いはあまりありません。そのかわり焙煎後の方が少しだけ味が 濃く出ています。
JP301 加賀棒茶 焙煎前
水色は薄め。香ばしいですが、ほうじ茶とは少し違った味。
JP301 加賀棒茶 焙煎後
水色は濃いめ。味も少し濃くなり、コクが出ました。
また、お茶の淹れ方を店員さんが目の前でやって見せてくれました。
『梨山烏龍冬茶 極品』
『名間四季春冬茶』
の2つです。
1〜3煎目の味の違いが飲み比べ出来ました。
手摘みの『梨山烏龍冬茶 極品』と、機械摘みの『名間四季春冬茶』、味の違いやその持続性などを教えて頂き、勉強になりました。
個人的には『阿里山金萱冬茶 極品』と『名間四季春冬茶』が好きな味でした。 この2つはぜんぜん味が違って、前者は香ばしい味、後者は正統派台湾茶という感じ。 でも両方おいしかったです。
テイスティングカウンターにお茶請けの緑碧菓も置いてあり、いろいろ楽しめました。
覚えているもののみですが、種類は次の通り。
★ 『果実の雫』(プチゼリー) あんず・柚子
★ 『くるみいろいろ』 紫蘇くるみ・黒糖くるみ
どれも初めて食べたのですが、お茶にあいおいしかったです。
特に私は『果実の雫』が気に入りました。
思ったよりやわらかく、砂糖がくどくなくて美味でした。
また食べたい味。
くるみも味付けが個性的でおいしかったです。
たくさんつまみたくなりましたが、お茶の味がわからなくなりそうだったので控えめにしました。
店内はお茶やお茶菓子の他に、たくさんの茶器が置かれていました。
その量は、「こんなにたくさん緑碧茶園で取り扱いがあったんだ!」と驚くほど。
売り物ではない中国風のディスプレイなども見ていて楽しかったです。
お茶も、ショーケースに入れられた大きな固形茶もあり、どれも興味深々。
抹茶や工芸茶もここぞとばかりにいろいろ眺めてしまいました。
テイスティングが終わり、店外へ。
気がつくと正午はとっくに過ぎていました。
店の外には長テーブルが置かれ、コンロや鍋などが置かれていました。
最初「なんだろう?」と思っていましたが、帰りに店員さんに呼ばれ足を止めました。
おしるこ(お餅は入っていない為、栗が入っていました。栗ぜんざいみたいな感じです)を配布しているとの事。
レピシエ千駄ヶ谷店のサロンで腕を振るっているパティシエが作ったものだと聞き、思わず頂いてしまいました。
甘くて少しとろみのある味で、「これがパティシエのおしるこかぁ〜」と味わいながら食べました。
そこで、おまけに『LF105 あんず』のほうじ茶まで頂きました。
これはほんのりあんずの香りがして、おいしかったです。 おかげでお腹いっぱい!
その後、ついでに千駄ヶ谷のレピシエ本店にも行きました。
青山店とは1駅しか離れていなかったのですね、知らなかった!
今日は結構そのままイベントから流れて来ている方が多いようでした。
イベントには2時間ちょっといました。
徐々に人が増えて来ましたが、それでもバッグが触れ合うほどの混み具合ではなく、ほどよい感じ。
店内の写真も撮りやすかったです(いつもちょっと恥ずかしい…)
レピシエのイベントは何回か参加させて頂いていますが、緑碧茶園のものは初めて。
また違った雰囲気で、たくさんの種類を飲み比べする事が出来て貴重な体験が出来ました。
青山店に行ったのも初めてでしたが、「また行きたいな」と思わせるいい雰囲気でした。
楽しかったです。
レピシエ三昧の楽しい1日でした。
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